遊び心がいっぱい!グム裏のレトロ雑貨店「ビュロ・ナホドク」

遊び心がいっぱい!グム裏のレトロ雑貨店「ビュロ・ナホドク」

ウラジオストク市中心部のグム百貨店の裏地(グム裏)。赤レンガに囲まれた中庭にある独立した白い壁の2階に、ユニックな雑貨店があります。歴史感のある木の階段を上っていくと、入り口にある海に飛び込む浮き輪姿の女性の足のオプジェトに驚かされる。店の名「ビュロ・ナホドク」も日本語訳で「遺失物取扱所」とユニック。海や港をモチーフした店内に馬の形をしたブランコがあり、乗「馬」体験を誘うような言葉も。

独特なデザイン

店の至るところはソ連時代を思い出させるようなレトロ雑貨や、かわいいデザインのハンドメイド小物があふれている。点数はお土産屋さんにしては多くないが、どれも趣きがあって手放せない。

古ミシン、缶切り、オイルライター、フィルムカメラなどソ連時代のレトロ製品は日本人が見ても懐かしい。ロシア革命家や米国俳優マリリン・モンローの顔をした靴下もユーモアな仕立て。レジカウンターはソ連時代の機械工場をイメージした。

木製の人形や、皮のブックカバーや小銭入り、木の板を彫り刻んだ装飾品などハンドメイドによる1点ものも多い。ロシア語のキリル文字は日本では馴染みがないが、独特なデザインで旅行者に人気。スタンプが押された黄色い紙袋や箱に入れてくれるのでお土産用にぴったり。値段も良心的で、ノードは200ルーブル(約320円)位、パスポートケースは300ルーブル位で買える。商品名の英語は所々壁にチョックで書かれています。

カラフルなコーヒー

もう一つ売りはオリジナルのカラーコーヒーだ。赤や青などを加えてジュースのような彩りを楽しめます。カップではなく、目盛り付きのビーカーに入れて飲むのも新鮮な感覚。1杯200ルーブルと手頃。それを求めて来店する客も。今は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でコーヒー販売が一時休止しているが、今後再開する見込み。

飲食スペースも店の独特な雰囲気にとけ込んでいる。人魚姫の尾はハイチェアの背もたれ、ヘリコプターはトイレットペーパーのホルダー、ダイアル式テレビは商品棚、お風呂場のソファー席に石模様のクッション、どれもよく考えたデザインで面白い。一服するにはとても楽しい場所で、ついに見回って長時間滞在しまいます。

ガイド:ビュロ・ナホドク(Бюро Находок)
カテゴリー:雑貨店
公式サイト:http://www.buro-nahodok.ru
TEL:+7(914)791-46-91
営業時間:11:00〜20:00
最寄観光地:グム百貨店徒歩1分、中央広場徒歩2分、噴水通り徒歩6分
住所:Googleマップで見る