羊肉小籠包がジューシー!ウラジオストクでブリヤート共和国の料理を味わう

羊肉小籠包がジューシー!ウラジオストクでブリヤート共和国の料理を味わう

ウラジオストクには質の高いレストランが多く、西洋料理からアジア料理まで幅広い。ロシア国内の料理でもブリヤート共和国というちょっと珍しい地方の料理もあります。日本で食べたことのない羊肉のブーズ(小籠包)や羊肉スープのワンタンが楽しめます。中央広場から徒歩2分という好立地で、食堂並みの値段で利用できす。

小籠包の中身は羊肉

「ベラヤ・ユルタ」の名物は羊肉入りの小籠包。ブーズと呼ばれます。店の名前ベラヤ・ユルタとは遊牧民の住居、白い円状型テントの意味です。

ブリヤートはモンゴルの北に位置し、牧畜業が発達。冬に最低気温が−40℃にもなる極寒の地でもあり、冬の厳しさを乗り越えた羊の肉は一段と美味しいです。

小籠包の穴から熱々の汁を吸ってみると、脂っこくなくて、ジューシー。皮は薄めで、肉もしっかりと詰まっています。

羊のミルクティー

羊肉スープのワンタンや麺には、千切りのジャガイモも入っていて合いますちょっと珍しい羊肉の内臓の炒め物も臭みも苦味もなく、柔らかい。小ネギが入った薄いピザもパリパリして、子どもも気に入りました。

食後の定番はブリヤートの暖かいミルクティー。こちらも牛ではなく羊のミルク。冬の間に身体を温めてくれる貴重なエネルギー源だそうです。

食堂並の安さ

値段も小籠包1つ80ルーブル(約120円)から、ラーメンは350ルーブルからと手頃で、庶民の身近な食堂といった存在。注文もテーブルではなく、カウンターで行います。入り口は看板がなく、店内は薄暗く、あまりメジャーとは言えませんが、いつもそれなりにお客様が入っているようです。

店は中央広場に立つ兵士銅像の後の大通りを歩いて1分、古い建物の曲がり角にあります。地元ロシア人でも見落すほど。管理人一押しの隠れ家です。

ガイド:ベラヤ・ユルタ(белая юрта
メニュー:エスニック料理。写真付き、ロシア語
公式サイト:無
TEL:+7 (423) 222-80-16
営業時間:11:00〜22:00
最寄観光地:中央広場徒歩2分、噴水通り徒歩0分
住所:Googleマップで見る