やっぱり安心!ウラジオストクの和食居酒屋「炎」はホッとする

やっぱり安心!ウラジオストクの和食居酒屋「炎」はホッとする

ロシアの定番料理を一通り食し、ウラジオストク旅行も後半になると恋しくなるのが日本の味。市内で最も美味しいのは恐らく、和食レストラン「炭火居酒屋 炎」。名物の生つくねのほか、カニも日本よりも大きくて手頃。北海道を中心に40店舗近くを持つ居酒屋チェーンが運営、東方経済フォーラムで訪れた安倍前首相も来店したとか。日本びいきの地元ロシア人にも重宝されています。

地元食材を活用

看板メニューの生つくねはネギ味噌やからしマヨネーズなど8種類のスパイスでいただく。地元の食材で日本の味を再現したものですが、日本の居酒屋の味と変わらずジューシー。値段は日本国内とほぼ同じの780ルーブル(約1,250)。炭火で焼き上げた焼き鳥も種類豊富で、特に鶏の皮はパリパリして美味しく、初めて食べた時は感動しました。ホタテベーコンやサーモンといった海鮮串も。

刺身はロシアで少ないマグロもある。夏にロシアでは珍しいマグロ解体ショーも行われたそう。握り寿司はシャリは北海道産のななつぼし、ネタはウラジオストク近海で漁れた新鮮なイクラやウニなど。ロシア人が好むロール巻きも10種類以上。ロシア産カニは身がぎっしり詰まっていてサイズが大きい。まるごと1尾が1キロ2,500ルーブルと手頃に楽しめます。

定番の一品料理も

お好み焼きや牛丼、かつ重、ちゃんこ鍋など定番の日本料理もずらり。北海道名物の鶏唐揚げの「ザンギ」や、ウラジオストクでなかなか入手できない枝豆はロシア人にも人気という。サクサクとした天ぷらや、あっさりとしたとりラーメンは食べ慣れた味でホッとします。

アルコールは日本酒、焼酎のほか、アサヒスーパードライの生(ブラックも)もある。デザートには抹茶アイスも。

日本人シェアが常駐

店はシベリア鉄道ウラジオストク駅から徒歩6分。テーブルが大きく席がゆったりとしている。天気の良い日はテラス席も。内装は主に黒、照明は少し暗めで落ち着く雰囲気。掛け軸もバックミュージックも日本語でまるで日本にいるような気分。店員さんも「いらっしゃいませ」と迎えてくれます。日本人シェフが常駐して味も安定しています。

ガイド:炭火居酒屋 炎 (SUMIBI IZAKAYA EN)
メニュー:日本料理。写真付き、日本語あり
公式サイト:http://www.izakaya-en.ru/
TEL:+7 (423)279-50-50 
営業時間:12:00〜0:00
最寄観光地:アルセーニエフの家記念館徒歩5分、ウラジオストク駅徒歩6分、沿海地方州立美術館徒歩9分
住所:Googleマップで見る