6月に入って最初の週末、気温は20度前後に上がりウラジオストクにしては真夏日!スポーツ湾沿いに伸びる夏限定の屋台街がついにオープンしました。名物いちばんカレーをはじめ、シーフードやステーキなどにグルメ好きが集まります。観覧車が立地する海辺通りや市内唯一の砂場ビーチにも隣接していて、一日居ても飽きない場所です。
イベント開催で熱気
晴れ渡っていた空の下で、ウラジオストク街中は緑に染められて一年中に最も過しやすい季節を迎えています。
この日はカヌーや囲碁の大会が開かれていることもあり、参加者や観戦する市民がスポーツ湾に集まり、賑やかでした。
大勢な人を通り抜けて、Я ❤️ Bладивосток(I ❤️ Vladivostok )の撮影スポットを右にして進むと、500メートルも続く屋台街の入り口を見えてきます。
カレー屋なのにカレーなし?
早速、真ん中辺りにあるいちばんカレーを発見!日本のジブリ映画に出てきそうな雰囲気のお店。まだ正午前後で、ロシア人にしては早めのお昼ですが、何と「ご飯がありません」でカレーライスは買えず、カレーうどんも「カレーがありません」。カレー屋さんなのに!残念(涙〜)
気を取り直して焼うどんと味噌ラーメンを頼んでみたところ結構美味しかった!1品約300ルーブル(約450円)。隣にあるメキシコ料理も屋台だと思わないぐらい本格派。フライトポテトの上にスパイスが効いた羊肉が載っていて、ビールにはとても合います!こちらも1品300〜400ルーブル。
趣ある店がいっぱい
屋台街入り口付近には焼きカレイが評判な店があり、朝から晩まで人が途切れない。静かな一角にはデートに最適な店も。横にはハートのオブジェと南京錠の縁結びもたくさん結んでいます。
他にはハワイをイメージしたカフェやアメリカ風の移動販売車などにも目が引く。日が暮れば、海に面したバーはカウンター席がいっぱいになるといいます。
ビーチチェアで日光浴
ウッドデッキには数多くのビーチチェアが置かれていて、晴れた日は朝からひなたぼっこする人がいっぱいで散歩しているハトも。広いロシアの中でもウラジオストクの海は黒海と並んで有名。市内からこんなに近い場所に海があることも重宝され、夏には極東の他都市からも観光客が集まります。生活の緊張感があふれる日本から脱出してみたいなら、ウラジオストクがオススメの理由もここにあります!
市内から少し足を伸ばしたところにプライベートビーチも楽しめます。
人気の遊具も
屋台街に併せて夏限定の遊具もオープン。気持ち良い海風に吹かれて、子どもたちが思い存分に跳ね上がっていました。トランポリンは10分200ルーブル、ジャンパルは10分250ルーブル。近くの砂浜ビーチや遊園地も併せて訪ねると良いです。
ガイド:スポーツ湾屋台街(Еда Улица в Спортивной гавани ) |
見どころ:5月下旬〜10月上旬頃限定の屋台 営業時間:昼頃〜深夜遅くまで 最寄観光地:カルセリ遊園地徒歩2分、噴水通り徒歩2分、ウラジオストク要塞博物館徒歩6分、アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館徒歩7分 住所:Googleマップで見る |