ウラジオストク市内で最もおしゃれな場所、噴水通りから徒歩5分のスポーツ湾の一角に観覧車が見えてきます。ビーチに面した海辺通りを散策していくと、観覧車が敷地内に立つ「カルセリ遊園地」にたどり着く。スポーツ湾を一覧できる他、大人が絶叫する乗り物もあり、半日あれば十分楽しめます。
オープンエア観覧車
遊園地の正面入口に入ってすぐ左にある観覧車に早速乗ってみた!チケットを見せると、スタッフのおばさんは「はい、どうぞ。降り口は向こうですよ」と気さくの一言で中に入れてくれました。車両が目の前にやって来るタイミングを計って、自分でチェーンを降ろして急いで乗り込みました。
窓も扉のもないオープンエア観覧車で、子どもがハイテンション。4人乗り座席の真ん中にあるハンドルを掴て、じっとスポーツ湾の遠くを眺めた。海の氷がほとんど融けて、海辺通りは散歩する人で賑わっています。4月初旬はまだ少し肌寒いですが、ウラジオストクの待ち遠しい春はやっと来たな!という感じです。
乗車時間は一周わずか3分間。観覧車は降りてくると、今度は反対側のチェーンを下ろして自ら降りた。タイミングはすべてですね!笑。日本の観覧車に比べたら、見た目は少し怖そうで身も自分で守らないといけないですが、乗り心地は悪くなかったです。
近くには小さい子向けの観覧車も発見!扉がしっかりついてひとり乗っても安心です。
大人でもチェレンジ
カルセリ遊園地は名前通りに、いろんな種類のメリーゴーランドがある。定番の馬に飛行機の形にしたものなど約10種類。中でもスポーツカーのメリーゴーランドは行列客ができるほど。運転席は子どものみ乗車し、後部座席に親を乗せて出発!車体が四方八方に動くため、私は車酔いになった気分ですが、2歳半の次男は何気なく2回も乗りました。
中学生以上だけ乗れる絶叫マシーンは高さ約20メートルまで上がってぐるっと回転して揺れるので、大人でも良いチャレンジになりそう。ゴーカードも多い時に10台が一斉に動き出し、衝突したり追突されたりして楽しいです。
「ロシアのトーマス機関車」
乗って満足した汽車は次男が「ロシアのトーマス」と呼ぶ。トーマスの形ではないが、乗り心地は日本の遊園地のトーマス機関車と似ていることから名付けたそうです。
本物の石をすくい取るショベルカーや魚釣りのミニゲームもあり、園内唯一現金で支払うコーナーになります。どれも5分間200ルブール(約300円)。
お得な料金
気になる入園料は無料。乗り物はほぼ一律200ルブール/回、乗車時間は3~5分。日本の地方都市にありそうな遊園地に比べて、乗車時間が長い割に安いのでお得感がある。園内2箇所のチケット売り場で購入したトップアップカードにチャージして使う。カード発行料は50ルーブルかかりますが、何度も来る人は残高を次回以降に使えます。対象年齢は大体3歳以上で、次男でも断られることなく乗れた。通が効くところはロシアらしいですね!
開園時期は4〜10月が目安。3月と11月は天気次第ですが、寒さで休園に入ることが多いため事前に確認しといたほうが良いでしょう。
遊び疲れたら、砂浜ビーチに降りてひと休み。少し足を伸ばせば、夏に限定オープンする屋台もあり、1日くつろいで過ごせそうです。
ガイド:Карусель (カルセリ遊園地) |
カテコリー:遊園地。ロシア語のみ 公式サイト:http://karuselpark.ru TEL:+7 (423) 240-04-33 営業時間:4〜9月は12〜20時、10月は12〜17時 最寄観光地:海辺通り徒歩0分、要塞博物館徒歩3分、噴水通り徒歩5分 住所:Googleマップで見る |