ウラジオストク市中心部の裏通りには個性ある小店が多く存在します。入り口が分かりにくい場合はあるが、扉を開けると予想もしない世界に出会える。噴水通り近くの「LabVipArt(ラボ・ブイアイピー・アート)」も隠れた場所にあるが、お土産屋さんというより、ギャラリーのよう。港町ウラジオストクらしさを表現したアートパネルや絵画が数多く販売されており、すべてはアーティスト歴20年以上という店主夫婦2人が手掛けた。
地元で活躍
セラミックスや磁器で出来た海洋生物のアートパネルや、海の絵をダイナミックに手掛けた店主さんは地元で活躍している。ウラジオストクの街を歩くと所々設置されている銅像に出会うが、そのいくつかは店主の作品だそう。現代日本彫刻展で入賞したこともあるといい、自作絵がプリントされた食器や手作りアクセサリーなどは日本人のセンスにも合う。
感温カップ
驚いたのはマグカップ。一見普通の黒いカップですが、熱いお湯を入れると、美しいウラジオストクの絵が下から浮かび上がってきます。セラミック製カップに特殊コーティングがされているといい、意外性があって面白い。冷えている状態は青く、オレンジ色に変わるものなども。通常のマグカップとは一味違うお土産になりそう。1個1,100ルーブル(約1,760円)。
マトリョーシカや、トトロとチェブラーシカが一枚に描かれた普通のマグカップも取り扱っている。
絵模様が豊富なTシャツは0歳児から大人までサイズが揃い、1枚1,600ルーブル。ポストカードは100ルーブル、マグネットやバッチは450ルーブルからと手頃。店オリジナルの小物包装用のミニ箱に入れてくれる。
海辺に近い
店は海辺に近く、噴水通りの「アリースコーヒー」の先にある小道から入る。見落としやすいので曲がり角に木製の矢印看板が立っている。階段に登った2階に入り口があり、中はさほど広くないが、ごぎれいで明るい。熱心な店主奥さんがカップの実演をしたり、作品の由来などを語ってくれたりして温かい雰囲気に包まれます。
ガイド:LabVipArt(ラボ・ブイアイピー・アート) |
カテゴリー:お土産店 公式サイト:http://labvipart.ru/ TEL:+7(902)480-59-60 営業時間:12:00〜21:00(夏は21:00) 最寄観光地:海辺通り徒歩3分、アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館徒歩4分、中央広場徒歩9分 住所:Googleマップで見る |