ウラジオストクで街を歩くと多くのストリートアートに出会う。メインストリートから路地裏の壁まであり、アートが熱い町でもある。街角アートをめぐるのも良いが、手ぶらで絵描きを体験できるギャラリーが市中心部のグム百貨店の裏通り(グム裏)にある。「ブラシとペント」は美術教師の付き添い指導の下で、3時間で描いた絵をそのまま持ち帰れる。ロシアの伝統人形マトリョーシカの絵付けもあります。
絵描き体験
絵描きは主に油絵、アクリル画、イラストやキャラクターを描くグラフィックデザインの3種類。書き終えて乾くには、油絵は1週間がかかるが、アクリル画は乾きやすい絵具を使用し約1時。テーマは、店頭にあるウラジオストクのシンボルである「金角湾大橋」や沿海地方を代表する虎の写真から選ベるほか、自分で好きな写真を持ち込むのも可能。
普段全く絵を描かない管理人が初めて油絵に挑戦してみた。最初の1時間は下書き。色塗りは背景から全体へ、一色の上に様々な色を重ねていく。最後は難しい影や光など細部の微調整。教師は美術大学出身のプロ。指導が上手で時には手を貸して手本を示してくれることも。3時間はあっという間。絵の勉強にもなって大変満足した。
料金は材料費込みで油絵1,900ルーブル(約3,000円)、アクリル画1,700ルーブル、グラフィック1,200ルーブル、6〜13歳の子ども向けの教室1,200ルーブル。写真を持ち込む場合は一律2,300ルーブルですが、月曜日と水曜日12〜15時の時間帯は2割引きになります。
オリジナル作品
マトリョーシカの絵付け体験も3時間で、完成品をその場で持ち帰れる。マトリョーシカは3個と5個入りの2種類があり、どちらも2,300ルーブルとお土産屋さん並みの価格。「vladivostoktrip」で見たと伝えると、10%割引してくれます。
描きたい絵は持参してもいいし、店頭でも数多くの選択肢が用意されている。初めは教師が白木全体に白い塗料を塗ってくれる。顔や衣装を鉛筆で下書きした上、アクリル絵具で細部まで着色していく。手順は油絵とさほど変わらない。
サイズ違いの人形が共通したデザインや色があるものの、少しずつ違う顔や表情で仕上げるのが醍醐味だという。ロシアの伝統工芸に、自分の発想を取り入れたオリジナル作品ができます。
入り口はカフェの奥
予約は電話もしくはワッツアプアプリで。英語が堪能なスタッフが常駐、受付やレッスン時の通訳も対応してくれる。予約なしでも空いていれば対応してくれます。
店はグム裏の石畳み通りにあるカフェ「コフェイン」の奥にある。地元の画家が描いた風景画が数多く飾っており、全て買うことができる。木製のバッチなどのミニお土産コーナーも。
ガイド:ブラシとペント(Кисточки и&Краски) |
カテゴリー:絵描き&マトリョーシカ絵付け教室 公式サイト:https://kistochkikraski.art TEL:+7(914)973-36-38 営業時間:12:00〜20:00 最寄観光地:グム百貨店徒歩1分、中央広場と噴水通り徒歩3分 住所:Googleマップで見る |