ロシアの中華料理は懐かしい味!ウラジオストクの中国家庭料理店「koonjoot」

ロシアの中華料理は懐かしい味!ウラジオストクの中国家庭料理店「koonjoot」

ウラジオストクには昔から中国人がたくさん住んでいたものの、中華料理店は意外と少ない。「koonjoot(クンジュト)」は市内で代表的な中華レストランとして根強いファンがいます。中心部から少し離れた場所にあるが、週末は中心に予約なしで入れない時も。炒め物中心の家庭料理は日本で食べ慣れた味に近く、新型コロナウイルス流行前に中国人団体旅行客で賑わっていました。

懐かしい味

メニューには日本で食べた中華料理がずらり。大きな写真付きで分かりやすい。ロシア語が読めなくてもイメージができます。

地元ロシア人が好きな「ハルビン」と呼ばれるサラダは見た目も味も日本で食べた春雨サラダと変わらない。ナスの炒め物は麻婆茄子(マーボーナス)、北京風豚肉は青椒肉絲(チンジオロース)。チンジオロースは、北京ダックを包むような皮の生地が付いて、巻いて食べるのが独特。

ロシア人にとって代表的な中華料理「鍋包肉(ゴウバオロー)」は、日本の酢豚でしょうか。3〜4センチに薄く切った肉が硬めに揚げてあり歯応えがある。味付は中国東北の鍋包肉の砂糖と酢ではなく、ケチャップを使うのも日本の酢豚に近く、日本人の口に合う。

牛肉の水煮は少しピリ辛く、海鮮チャーハンはパサパサして美味しい。焼き餃子や混ぜ麺のほか、北京ダックも800グラムを2,500ルーブルで食べれる。料理はどれでもボリューム満点で、5人で5品をシェアしてお腹いっぱい。1人当たり約500ルーブルと手頃でした。平日12〜16時は300ルーブルのビジネスランチも。

快適な店

店は清潔で緑が豊富。半個室には大きめのソファがあり家のようにくつろげる。壁には漢字や植物などが飾っています。ワイン棚にはボトルがずらりと並ぶ。入り口にはバーカウンターもあり、奥には子ども用のキッズスペースも設けてある。近くには経済発展を図る非営利法人「日本センター」があり日本人客にも出会います。

ガイド:koonjoot(クンジュト)
メニュー:中華料理。写真付き、ロシア語
公式サイト:https://koonjoot-vl.ru/
TEL:+7(423)276-84-08
営業時間:12:00〜深夜1:00
最寄観光地・交通:ポクロフスキー公園徒歩3分。クラブハウス前バス乗り場(Семёновская площадь)から12番バスで約6分ポクロフスキー・パルク(Покровский Парк)で下車
住所:Googleマップで見る