海の幸が豊富に集まる港町ウラジオストク。ここに移住して嬉しいことの一つは、海産物の豊富さにあります。巻き寿司から刺身用の食材まで、ウラジオストクや近郊で水揚げされた魚や貝はキロ単位で売られていて日本と比べ割安。お土産用に冷凍カニや塩漬けいくらも専門店やスーパー、空港でも入手できます。
お寿司がプチブーム
ウラジオストクに限らずロシアはサケを大量に漁れるため、ロシア人はオイル漬けや燻製にしたサーモン、いくらをパンに挟んだりして食べています。最近は生魚の人気も高まっています。
ウラジオストクでは持ち帰り寿司専門店「豊洲市場」が市内のショッピングモールなどに続々出店、旬のネタをのせた握り寿司や巻き寿司を販売しています。特に「まぐろ寿司」が名物。大トロ、中トロにネギトロまで満喫できて、味も日本とあまり変わらず普通に美味しいです。値段は握り寿司3貫250ルーブル(約375円)前後、18貫1,500ルーブル前後。
ガイド:SUSHI Toyosu(豊洲市場) |
カテゴリー:持ち帰り寿司店。ロシア語のみ 公式サイト:https://taplink.cc/toyosusushi TEL、営業時間、住所:店舗による |
刺身が新鮮で割安
新鮮な魚介は専門店「クラブ&クラベチカ」で買えます。当日に漁れたものなどは冷蔵庫、古いものは冷凍で販売されています。何が入荷しているのかは当日のお楽しみです。
海水が冷たいオホーツク海や日本海で漁れた海産物は身が締まり、日本以上に脂が乗っているように感じます。我が家では手巻き寿司や海鮮丼にして食べています。
新鮮な割に値段は安い!エビは大きさによって1キロ1,200ルーブル程度、ホタテは500グラムで1,000ルーブル、ボイルカニの足は500グラムで,000ルーブル、折れたものは同1,000ルーブル。サイズや状態によって異なりますが、日本の首都圏などと比べて割安です。
高級食材ウニは100グラム500ルーブル。日本ではなかなか食べられないボリュームです。臭みも苦みもなく口に入れるととろける美味しさ。オイル漬けのマグロやサーモンもスーパーより一質が高く、値段も手頃。新鮮な赤貝も人気です。
小さい店で、中心部から少し離れて立地も便利とは言えませんが、入荷する昼過ぎから地元の常連さんが絶えません。週末は15〜16時頃に行くのがベスト。買ってすぐ車の中で食べる人も見かけます。最近、店は拡張してお酒やつまみコーナーも設けました。ウラジオストクを旅行した際、ホテルでの夜食に利用してみてください。
ガイド:краб&креветка (クラブ&クラベチカ) |
カテゴリー:新鮮魚介の卸屋。店員が英語対応可 公式サイト:無 TEL:+7 (423) 266-69-00 営業時間:10:00〜0:00 最寄観光地・交通:ウラジオストク国立経済サービス大学から徒歩16分、中央広場からタクシーで7分 住所:Googleマップで見る |
空港にもお土産専門店
旅行者にはウラジオストク空港の専門店「アンテイ」があります。冷凍魚介が中心に種類が豊富です。
市内のスーパーや市場よりはやや割高ですが、日本よりもお得で、店内の保冷バックに入れて機内に持ち込めます。魚の干し物や缶詰めに、魚介エキスで作られたサプリメントなどの保健食品も。
ガイド:Антей(アンテイ、旧称:リブニ・オストロヴォク) |
カテゴリー:海産物のお土産店。ロシア語のみ 公式サイト:無 TEL:+7 (908) 444-55-44 営業時間:6:00〜20:00 最寄観光地:ウラジオストク空港徒歩0分 住所:Googleマップで見る |