日本とは違う?!ウラジオストクの生活環境を調査してきた

日本とは違う?!ウラジオストクの生活環境を調査してきた

ロシアの極東ウラジオストクはユーラシア大陸の東端に位置し、日本から飛行機でわずか2時半と近いですが、ヨーロッパ的な都市で、日本とは生活事情が大きく異なります。ここが日本とは違う!旅行前に知れば知っただけお得に旅ができる情報をまとめてご紹介します。

電圧

ウラジオストクで管理人が住むアパートは電力供給が安定していて2020年末の移住以来、停電を経験していません。少し前には猛吹雪で大規模停電もあったそうですが。問題は電圧です。

ロシア国内の電圧は「220ボルト/50ヘルツ」で、日本の100ボルトと異なるので、特に女性の場合、旅行時にドライヤーやヘアーアイロンを持ち込む際に要注意です。

日本で購入した電化製品は「定格電圧AC100-240V」と書かれている物以外は、変圧器がない(変圧器は高価で重い)と使えないので避けた方が無難です。うっかり差し込むと、一発で壊れます。管理人も炊飯器を壊した辛い経験があります。(涙〜)

ただスマートフォンやカメラ、パソコン、電動歯ブラシ、ひげ剃りなどの携帯用電気製品は一般的に様々な電圧に対応できるので心配要りません。

コンセント規格

コンセントの規格は「C型」と呼ばれる丸穴2つの物で、ソ連諸国をはじめ、ヨーロッパの多くの国でも使われています。

日本は長方形穴2つの「A型」で、ロシアでは差し込めません。使用に必要な「変換プラグ」はホテルで貸し出してくれる可能性もありますが日本の百円均一ショップで簡単に調達できるので、持参がおすすめです。

Wi-Fi

ウラジオストクの無料ワイファイ(Wi-Fi)はかなり普及しています。空港や空港から市内に向かうアエロエクスプレスはもちろん、ホテルやレストランの多くが完備しています。大型スーパーマケット「サンベリー」や「レミー」から個人お土産店、海辺の食堂や屋台まで利用できるところは多いです。

パスワードが必要な場合がほとんどですが、携帯電話番号さえ入力すれば届くショートメッセージ(SMS)の番号をコピペ入力すれば使えます。

日本の携帯電話は海外で使おうとするとローミング料が高額になってしまうが、国際SMSなら70字以内は50円で済みます。ウラジオストク空港では旅行者用SIMカードも安く300ルーブル(約450円)で購入できます。1週間の旅行には十分な通話時間とデータ通信量があります。

日本からポケットWi-Fiを借りて持ち歩くのも一つの選択肢ですが、ウラジオストクのWi-FiやSIMカードを活用すれば、十分便利です。

接続方法に困った時にロシア語で店員さんに聞いてみて、会話のきっかけにするのも良いかもしれません。旅行中に超役たつロシア語辞書!旅行中に使用頻度が最も高い20文を使えば、簡単に聞けます。

タバコとお酒

ウラジオストクでは公衆の場での喫煙は禁止されています。通常、ホテルやレストラン、スーパーなどの入口付近には喫煙スペースが設けられています。禁煙の施設内でタバコを吸うと罰金されることがあるので要注意。

アルコールは22時~9時まで飲食店以外の店頭で販売禁止されています。部屋で飲みたい場合は予め購入する必要があります。ちなみに、ウラジオストクには24時間営業のコンビニはありません。大型スーパーなら9時か10時〜22時、ミニマートなら8時〜24時くらいの営業時間です。

水道水は飲めないので沸かして飲むか、ペットボトルの飲料水を購入して飲みます。店では普通の水と炭酸水が並んで販売されています。「газированная」は炭酸水、「негазированная」が炭酸のない普通の水です。

トイレ

日本のようにコンビニでトイレを借りることはできないため、ショッピングセンターやレストラン以外は街中の有料トイレを利用します。「туалет(トアレット)」の案内文字や男女が分かるマークが書かれています。料金は大体30ルーブル以下でトイレットペッパーもくれます。乳幼児のみならタダで使えることが多いです。比較的綺麗で、オムツ交換台がある場合もあります。