ロシアではインターネットの規制がある?日本のメールアドレスやアプリは使える?ーー。
2020年に管理人がウラジオストクに移住する前に気になっていました。実際はロシアのインターネット環境はヤフー、グーグルも特に規制されることなく普通に使えます。ただLINE(ライン)は主流ではなく、使うのは難しい。流行りのアプリは日本と異なるので旅行前に知っとくと便利です。
主流はワッツアップ
ロシアで最も使うSNSはフェイスブック傘下の「Whatsupp(ワッツアップ)」。携帯番号を持つ人は全員使っているのではないかというレベルです。知人同士の連絡はもちろん、レストラン予約にも活躍。ウラジオストクのレストランや商店は大抵アカウントを持っています。返事が速く英語対応してくれる場合もあるので便利。翻訳アプリを併用すればロシア語で意思疎通も可能。店の公式携帯番号を追加すればすぐ始められます。ロシアの国番号「7」ですが、最初が「8」と表示される番号は7に直して登録すればOK。
情報発信はインスタ
同じフェイスブック系の「Instagram(インスタグラム)」は商業施設の重要な販促ツール。レストランのキャンペンや、観光スポットの開閉情報などリアルタイム情報を得られます。インスタグラムのページ上には自動翻訳機能も。フェイスブックやメッセンジャーも普及しています。日本で馴染みが薄くてロシアで一般的なSNSとして「フコンタクチェ(VK)」や「テレグラム」もあります。
ラインは不安定
日本で主流のラインは残念ながらほぼ使えません。個人差もあるようですが、管理人の場合、たまに繋がって文字の送受信ができても、写真や動画は無理。日本特有アプリを安定して使いたい場合はVPNアプリで接続するしかありません。
位置とタクシーはヤンデックス
ロシア企業が開発した「Yandex Map(ヤンデックスマップ)」はロシアではグーグルマップよりも精度が高く、各ルートの所要時間やタクシー料金が一目瞭然。バスの走行位置もリアルタイムで表示されます。検索は基本的にロシア語の対応になりますが、主要な場所は英語でも検索できます。当サイトvladivostoktrip.comで紹介した店やスポットは、ガイド欄に記載したロシア語表記をコピペしても使えます。
タクシーも、「Yandex Go(ヤンデックスゴー)」の配車サービスを使えば簡単。ウラジオストク市内で走っているタクシーは日本より値頃で乗り心地も良いですが、メーターがなく、街中でつかまえる場合は、ロシア語で行き先を伝えて価格交渉も必要。このアプリは英語表記もクレジット払いに対応。行き先を入力すれば時間帯などによって予め料金が決まります。配車スピードも速く、運転手と話す必要もありません。あらっぽい運転手もいますが、片言の日本語で声をかけてくれる人も。