沿海地方のオーガニック食材を使う料理店「アゴニョク」、鹿や猪肉が楽しめる

沿海地方のオーガニック食材を使う料理店「アゴニョク」、鹿や猪肉が楽しめる

ウラジオストクには地元の沿海地方で取れたオーガニック食材しか使わないレストランがあります。「アゴニョク」は海や山の幸や旬の素材をふんだんに使った料理をオープンキッチンで作り、振る舞います。地元有名デザイナーによる内装もモダンでお洒落。2016年に東方経済フォーラムに出席した安倍首相も来店したとか。

お洒落な店内

店は市中心部から少し離れたアストリアホテルの1階に入居。ワイン樽をモチーフした扉を開けると、天井が高く、照明は暗めで、雰囲気のある空間が広がります。

1階の正面はバーカウンターで、左一面がオープンキッチン。入り口の大きな水槽にはカニや貝が食材。ワイン棚には数多くのボトルが並んでいます。ロフト式2階はゆったりとしたソファ席が多く、のんびりとして過ごせます。天気の良い日はテラス席も利用可能です。

タイガフェスにも参加

ウラジオストクの近海で獲れた海鮮や、タイガの森で生きる鹿や猪料理などが目玉。ウラジオストクでは開催中の秋の食材を楽しむ「タイガフェスティバル」に、アゴニョクも参加。9月16日~10月3日までの期間限定セットを頼んでみました。

鹿肉のパテにレモングラスのペストをのせた前菜や猪肉のクリームスープなど、どれもフランス料理のように仕上がりです。

代表的なロシア料理のボルシチやペリメニはもちろん、スモークキチンと旬の野菜を入れたパスタは子供がお代わりして食べました。羊肉をのせたアフリカのスクスクも新鮮な食感です。

他にはホタテの刺身は1枚290ルーブル(435円)、カニは1キロ2,090ルーブルと日本よりリーズナブルで新鮮。人気なステーキも4部位から選べて、ガッツリと1キロの骨付き肉もあります。

キッズルームも完備

全体的に暗めの店内ですが、明るいキッズルームも併設し家族で楽しめます。玩具や落書きできる壁もあり、子供が喜びます。ベビーシッターさんも常駐しています。

キッズメニューも充実。新型コロナウイルス対策としてテーブルに置かれているQRコードを使えば店員を呼ばせず注文できます。店員はフェイスシードやマスクの着用し安心感があります。

ガイド:アゴニョク(ОГОНЁК
メニュー:ロシア料理。写真付き、日本語・英語あり
公式サイト:ogonekvl.ru 
TEL:+7 (423) 230-20-45
営業時間:12:00〜深夜1:00
最寄観光地・交通:ウラジオストク経済サービス大学(フグエス)徒歩5分。クラブハウス前バス乗り場(Семёновская площадь)からバス40・40aで約6分インストルメンタル・ザヴォダ(Инструментальный завод)で下車
住所:Googleマップで見る