旅行の醍醐味の一つはお土産選び。しかし友人や同僚に何をあげたら良いか、迷う人もいるでしょう。そこで今回はウラジオストク在住する管理人がリーズナブルですが、もらった人が誰でも嬉しくなるお土産をご紹介します。ロシアを代表する物からウラジオストクでしか買えないものまで網羅し、購入場所やイチオシの店も厳選しました。
1位:チョコレート
甘いものが大好きな国だけであって、チョコレートの種類は非常に豊富です。スーパーで棚一面になるほど存在感が抜群です。
アリョンカ
ロシアの老舗メーカー「赤い十月(Красный Октябрь)」のアリョンカ(Алёнка)チョコレートはロングセラー商品。目印は伝統的なスカーフを被った大きな目の少女のパッケージ。透明な青い瞳でまっすぐに見つめてくれて可愛いです。
実は彼女は8カ月のエレーナちゃんという実在モデルがいる。当時はパッケージを使用するため、写真コンクールが開かれ、工場勤めのお母さんが応募してくれて当選されました。以来、50年以上ロシア人や海外旅行者を魅了してきました。
鳥のミルク
「鳥のミルク(Путитье молоко)」はウラジオストク名物の一つで、地元メーカー「プリモルスキー・カンジーチェル(Приморский кондитер)」が作ったもの。マシュマロやムースのようなふんわりとした食感で、青い箱はバニラ、バナナ、チョコレート、黄色い箱はバニラ、コーヒー、ココアの各3つの味のひと口サイズがぎっしりと入っています。
市内多くのスーパーで設けた専用コーナーには製造日が直近1週間以内のものが多いが、市街6店舗の直営店なら前日のものでも入手可能。値段はスーパーより少し安い他、試食もできます。
2位:蜂蜜
意外とお土産として忘れやすいのはロシア産蜂蜜。ナチュラルで手作りな味が特徴。ロシアの養蜂業が非常に発達しているだけであり、美味しくて様々な種類の蜂蜜が手に入れます。日本に比べて割安で、お土産にもらった人も嬉しいでしょう。
どこのスーパーや市場でも選び切れないほどの種類があるが、蜂蜜メーカー「Приморский Мёдо(プリモールスキー・ミョード)」が沿海地方の養殖場で作った蜂蜜が長年、地元の人に愛用されてきました。
3位:ハンドクリーム
長い冬の寒さや乾燥から肌を守ってくれるハンドクリームなどのスキンケア製品は女性だけでなく、男性向けの選択肢も多い。機能性が優れており、ロシア美女の源ともいわれています。薬局やコスメショップで簡単に入手できます。
ロシア発コスメ「NATURA SIBERICA(ナチュラシベリカ)」は200以上のラインナップを持つ直営店を市内にオープンしたので、立ち寄ってみたいです。
4位:マトリョシカ
定番中の定番は伝統民芸品のマトリョーシカ。子供にあげても大人にあげても喜ぶし、自宅に飾るのも良し。胴体を上下に開けると、中にはさらに小さい人形が入っていて、数は3個から多い物は30個も。市内のキヨスクや海辺の屋台など置いてある店が多く、見つけやすいです。
専門店「Русская Горница(ルースカヤ・ゴルニツァ)」は市内随一の豊富な品揃えで、木材の質も絵の繊細さもワンランク上です。
この他、ロシアのアニメキャラクター「チェブラーシカ」も可愛くて、日本人の中で高い認知度があります。
5位:ロシア限定のお茶
ロシアは世界有数のお茶の消費大国で、お茶の栽培もしています。お茶の種類が豊富で、定番の紅茶はもちろん、フルーツティーがとても美味しいです。特にグリーンフィールド(Greenfield)ブランドがロシア人に支持されており、どれも飲みやすいです。因みにロシア紅茶はミルクではなく、イチゴジャムなどと一緒に楽しむようです。
リプトンから発売したサージ(沙棘)のお茶もロシア限定お土産。サージ(облепиха、オブレピーハ)とは、ユーラシア大陸原産の植物のこと。日本語でシーバックソーン(sea buckthorn)とも呼ばれる。小豆ほどの小さなオレンジ色の実にはビタミンCがたっぷりで、夏にはジュース、冬にはフルーツティーで飲みます。まろやかなコクと酸味があって、身体がぽかぽかしてくれるので特に冬の生活で貴重なビタミンの補給源になっています。取り扱っているスーパーや専門店は少ないので見つけたらラッキー!