湘南の海に負けず、ウラジオストクのビーチが最高!

湘南の海に負けず、ウラジオストクのビーチが最高!

日本のゴールデンウイークと同時期にロシアも10連休となり、ウラジオストクのビーチに日光浴に行ってきました。中心部のスポーツ湾に面したビーチは、中央広場から徒歩10分で、市内唯一の砂浜ビーチ。スポーツ湾は冬は凍結し、海上でウラジオストクの冬の風物詩「ワカサギ釣り」の場所として有名ですが、夏は景色が一変し、海水浴場として賑わいます。

気温12度下で海開き?!

この日の最高気温は12度、冬に−15〜−20度に冷え込む日が長く続いたウラジオストクでは、春というより、もはや夏の始まりですね。空がすっきり晴れ渡っていて、自分の中では汗が掻くぐらい暑かった。海辺通りからビーチに降りると、すでに多くの人が集まっています。

ウラジオストク市内唯一の砂浜ビーチで写真を撮る女の子

潮風の味はなんだか湘南の海を思い出させてくれます。ウラジオストク引越し前に横浜に住んでいましたので、コロナ前によく家族で茅ヶ崎や辻堂の湘南海岸に出かけていました。湘南の海は今年もゴールデンウィークを中心に駐車場が閉鎖されたり、砂浜に立ち入らないよう求められたりしていると聞きます。

ウラジオストク市内唯一の砂浜ビーチ

日本ほど厳しい自粛規制がないウラジオストクでは、厳冬を耐えた人々が海を満喫して心身の疲れを癒します。ひなたぼっこをする人や砂遊びする子ども、自撮りする若い女の子、水着姿で海に飛び込む中高年のおばあちゃん、海の楽しみはいろいろ。海水はまだひんやりと冷たかったですが、氷が融けて波も穏やかなで5歳と2歳半の我が息子たちも水遊びに興じていました。ウラジオストクの海開きは意外と早かったな!笑

名物のシャシリク

海沿いの海辺通りは4月に暖かくなれば出店が増えて屋外席を置く飲食店も並びます。ビールやスライスしたジャガイモの串焼きなど軽食のほか、韓国焼肉や海鮮料理の専門店も。

管理人が一番好きなのは駐車場の海沿いにある屋台「Zeytunカフェ」。三角形の屋根が目印で、隣接するアゼルバイジャン料理レストラン「Zeytun」が軽食メニューを販売する食堂です。

ウラジオストクの食堂Zeytunカフェ

シャシリク(肉の串焼き)は豚肉、手羽先などから1品250〜450ルブールでセルフサービス式で注文できます。主食はピラフやケーキパン、生ビールも何種類あります。

ほぼ全席から海を眺めます。テラス席で海上に飛び浮かぶかもめを見て、子どもも大興奮。最高に気持ちが良かったです!

娯楽が充実

海辺通りを散歩するとよく路上演奏に出会います。こちらでは決して珍しいことではないので立ち止まる人も少ない。この自由の雰囲気こそ、ウラジオストクのヨーロッパっぽさを感じさせてくれるではないでしょうか。

海辺通りの真ん中辺りは遊園地「カルーセル・パーク」。観覧車からスポーツ湾や海辺通りを展望できます。さらに奥には、親子で乗れる電動車や乗馬できる広場、夏に限定オープンする屋台もあります。

ガイド:スポーツ湾(Спортивной гавани )
見どころ:夏は海水浴場、冬は凍結した海上での散歩
営業時間:終日入場可能
最寄観光地:カルセリ遊園地徒歩1分、噴水通り徒歩2分、ウラジオストク要塞博物館徒歩5分、アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館徒歩6分
住所:Googleマップで見る